おそれいりますが。

「思想しつつ生活しつつ」。日日是好日。life goes on. 晴れ時々涙。

産後に着たい服が変わった話

産後、着飾った印象のコーディネートではなく、

自然体だけれど華やか、とか

自然体だけど雰囲気がある、ようなのが良くなった。

少しラフな印象のコーディネイトといいますか。

 

赤ちゃんを産む前の私は、普段着でも地味だったりラフすぎるのは苦手。

少し派手で、都心で過ごすのに違和感がないものが好きだったので、

オフィスの服装が自由なのをいいことに、

鮮やかな花柄のニットに緑のレーススカートとか、

茶色地の水玉のチュールスカートに青のシャツ、

トマトレッドのタイトスカートに白の金ボタンカーデとか、

そういうのも着て会社に行っていた。

いつでも急に飲みに行けるコーディネイト。

体格の都合上、パンツだと地味でラフな印象になるので、好んでスカートを履いていたし。

 

それが産後は、ラフさが好きになった。

着飾る、というよりも自然体。

鮮やかなニットを着たらパンツでラフさを加えるようなコーディネイト。

スカートを履くなら、上はTシャツで、みたいな。

 

これは、赤ちゃんが、着飾るようなことと無縁だからでしょうか。

 

赤ちゃんが引き立ち、かつ自分の見た目としても好きでいられる服を選びたいと思った。

自分だけが目立つような、「おしゃれをした」印象の服はなんだかしっくりこない。

 

自分の人生の主人公であるのは間違いないのだが、

今は、赤ちゃんといるときは、赤ちゃんといてバランスの良い服を着たいと強く思った。

夫が赤ちゃんを見てくれて一人で出かける時にだけ、目一杯着飾ろうと思った。

不思議なものである。

 

具体的な変化としては、

例えば、産む前は、Tシャツは私は似合わないし、ラフな印象になりすぎて苦手だった。

が、産んだ後は、とても着たいと思った。

 

夏は、赤ちゃんが帰ってきて抱っこするようになった。

そうすると、ちょっと袖がベルスリーブになっていて、アライグマの刺繍が左胸にあるTシャツを好んで着た。

それにコットンの水玉サーキュラースカートを合わせて、足元はメッシュのスリッポン。

ちょっとデザインがあるとはいえ、Tシャツ。

素材もレースでなくコットンがとても恋しくなった。

 

秋になるとリブパンツに、コットンのフリルベスト。

長袖Tシャツにサテンスカート。

 

冬は白のたっぷりしたフィッシャーマンニットにカーキのリブパンツ。

薄ピンクのこれまたたっぷりニットに、サテンスカート。

 

産む前はたっぷりしたニットより、ジャストサイズのニットを好んで着ていたが、

部屋着にしようとしていたたっぷりニットが外出着としても活躍した。

 

赤ちゃんが1番という気持ちがすごく強いわけではないのだが

(毎日夫と交代で1人の時間を確保している)

赤ちゃんを差し置いて煌びやかなのは、違和感がある。

面白いものです。

 

また、赤ちゃんが保育園に行って、一人の大人として働く時間が増えたら、キリッとした格好に戻るのでしょうか。

 

それか、今はいっそ、2人で目一杯着飾るのはやってみたいなあ。